JOBS
ADの仕事内容
気になる仕事内容をわかりやすく解説!
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ADの仕事内容
JOBS
01
初の仕事は
現場を覚える
こと!
一つのテレビ番組が完成するまでには、驚くほど多くの人が関わっています。 番組のアイデアを形にするため、制作現場では、ディレクターやカメラマン、音声スタッフ、 照明技師、編集者など、さまざまな専門職が力を合わせて進めていきます。 時には、想像もしていなかったような職業の方々と協力する機会もあるかもしれません。 テレビ制作の現場はチームワークが鍵です。ディレクターになって番組を取り仕切るようになるためにも、 まずは、現場の流れをしっかり把握し、それぞれの役割や責任を持って働いている人々の仕事を理解することが大切です。
02
組制作は
1ヶ月から
1ヶ月半
サイクル。
多くの番組は週に一度放送されますが、その一回の放送が実現するまでには、 実に長い時間と労力がかかっています。企画を考えるところから始まり、出演者の調整、 ロケ場所探しや撮影準備、スタジオ収録の準備や収録映像の編集までを1ヶ月から1ヶ月半の サイクルで進めていきます。 慣れるまでは大変ですが、サイクルが分かってくると自分なりのやりがいや 面白さがどんどん出てきます。
03
ょっと
特別な仕事が
盛りだくさん
テレビ業界はやっぱり特別な業界かもしれません。 有名人に会えたり、海外や流行のお店に行ったり、この業界でないと体験できない事がどんどんやってきます。 視聴者の方に「おもしろい」を届けているからこそ、 その舞台裏ではテレビで見る以上に特別な体験ばかりです。
04
ADも立派な
仲間の一員!
ADの仕事は「アシスタント業務」だと思われるかもしれません。 しかし、実際にはディレクターの指示のもと、番組の企画から放送までをスムーズに進行させるための、 非常に重要な役割を担っています。表舞台には出にくく、地味で大変だと感じることもあるでしょう。 しかし、ADは番組制作のチームにとって欠かせない一員です。
主な仕事内容
01
リサーチ
企画会議で決定したネタが本当に成立するか否かは、詳しく調べてみないとわかりません。 このリサーチを担当するのがADです。簡単に「リサーチ」と言っても、 その品質によって企画の面白さが大きく左右されるので、とっても大切な仕事です。 リサーチ結果によっては、再び企画練り直しとなることも日常茶飯事です。
02
ロケ仕込み
企画が本決まりになると、ロケの準備を行います。ディレクターの指示の元、 ロケハンをして撮影場所の選定、カメラマンと現場の下見、美術スタッフと大道具や衣装メイクなどの打合せ、 当日ロケが円滑に進むように段取りを練りスケジュールを作成します。 撮影当日には各スタッフに進行を伝えながら、ロケバスの配車や弁当の手配なども行います。
03
編集準備
ロケが終わるとディレクターがスタジオで流すVTRの編集をするので下準備を行います。 PCで映像データのタイミングを同期させて取り込んだり、 どこに何があるか「スクリプト(=タイムごとの撮影内容リスト)」を作成します。
データ準備の他には放送する情報の確認や、テロップ原稿やナレーション原稿の作成、 音効スタッフの手配などを行います。
04
スタジオ収録準備
VTRができあがると、次はスタジオ収録の準備です。 スタジオ台本の作成、収録スケジュールや出演者カンペの制作、カメラリハーサルを行います。 本番時にはゲスト出演者を適切なタイミングで入れ込んだり、 紹介するモノの出し入れなどもADの仕事です。 スムーズさがスタジオの盛り上がりにもつながるので腕の見せ所です。
仕事の流れ
企画
準備
撮影
編集
一つの番組ができるまで1〜1.5ヶ月!
企画から放送までの
モデルスケジュール
SCHEDULE
企画準備
0日目
全体定例会(1回目)
総合演出、チーフディレクター陣、作家と話し合い、大まかな企画が決まる。 ADは企画に沿ったリサーチを開始 Dと相談しつつ、翌週の定例会までにまとめる。
7日目
全体定例会(2回目)
リサーチの結果発表。他スタッフからもウケて評判良ければ、 作家打ちを行いロケ台本の作成〜ロケ仕込みへ。まだ時間があれば、 さらに面白くする為に企画をブラッシュアップ→追加でリサーチ。
ロケ仕込み
当日に効率よく撮影するための段取りを考え、 それに合わせて出演者やスタッフの香盤表の作成、 ロケバスや弁当の手配など
14日目
全体定例会(3回目)
ロケの仕込みの確認。問題なければそのままロケへ。 仕込みが上手くいかない場合は企画や台本の練り直しへ戻る。
ロケ撮影&編集
16日目
撮影前日の制作打合せ
段取りの確認など
17日目
ロケ当日 ADは制作進行
香盤に沿って出演者やスタッフの手配、車両の手配、 ロケ弁当の受け渡しなどもロケ終了次第、大急ぎで編集準備へ映像のデジタイズや「スクリプト(=タイムごとの撮影内容リスト)」作成
18日目
ディレクターが下編集スタート
その間に情報整理や本編集準備など
21日目
全体定例会(4回目)
完成した下編集をみんなでプレビュー。評判良ければ(面白ければ)本編集へ。評判悪ければ再編集や、最悪は追加撮影も。
23日目
編集所に入る
デイレクターが映像加工している間に、テロップ原稿作成、 情報の裏どり確認、イラスト発注、解説で写真や映像使う場合はリサーチして許可どり、 作家とのナレーション原稿打ち設定、音効へデータ送信など
25日目
できたVTRに音楽やナレーションをつける
ADはナレーション原稿のコピーや情報が間違っていないかなどのチェック
スタジオ台本の打合せ設定
スタジオ準備(スケジュールやカンペなど作成)
スタジオ撮影&編集
26日目
スタジオ収録
カメラリハーサルやフロアでカンペ出し、スタジオに人や物が出る場合は、 適切なタイミングで出したり入れたり。スタジオ収録後は急いで編集の下準備。 デジタイズやスクリプト作成
27日目
Dがスタジオ収録部分の下編集
その間に放送する情報の最終チェック、 版権ある写真や映像の許諾確認などの準備など
28日目
全体定例会(5回目)
完成した下編集をみんなでプレビュー。評判良ければ(面白ければ)本編集へ。 評判悪ければ再編集。
29日目
本編集(23日と同じ流れ)
30日目
MA&ナレーション収録(25日と同じ流れ)
31日目
ようやくオンエアへ!
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